ドローンのDJI がIBMの特許で訴えられた。


いつものようにUSの訴訟を監視していたら


これまで書いていた企業が関係するものがヒットしましたので簡単にご紹介します。。




NPE がIBMの特許を買い取り訴えています。

IBMの記事

https://note.com/zshiki/n/n30f3cbc44e3b


DJIの記事


http://chizai-patent.jugem.jp/?eid=135


出る杭は打たれるというか


儲かってそうな企業はNPEの餌食ですよね。



対象特許は3件ありますが、


UAVのGPSを使ったナビ方法のようです。



CL1 of the ‘232 patentを参考までにあげます。


結構広く読めます。




1. A method for navigating a UAV, the method comprising:


piloting the UAV, under control of a navigation computer, in accordance with a navigation algorithm;


while piloting the UAV:


reading from a GPS receiver a sequence of GPS data;


anticipating a future position of the UAV in dependence upon the sequence of GPS data;


identifying an obstacle in dependence upon the future position;


selecting an obstacle avoidance algorithm; and


piloting the UAV in accordance with the selected obstacle avoidance algorithm.









IBMのLOT Networkへの参加


LOT Network設立メンバーでもあるRed Hatを買収したので参加したと有るが、随分後発です。


ここに参加するとPAE(NPE)はLOT参加企業の売却した特許の侵害に対して加盟企業を訴えることができなくなる。


参加しておけば当該特許のライセンスを自動的に受けられることになります。


出典:


2020年1月14日の記事

https://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/55742.wss




LOTのHP上ではIBMの参加契約は


08 January 2020


に結んだとあります。




同じHP上でLOTメンバーの中にDJIを検索してもヒットしないのでいずれにしても駄目だったんですが、


駆け込み乗車はお止めください?!




ちなみに今回の売却


2019年末に、500を超える米国特許資産を譲渡しています。


NPEの名前はDaedalus Group LLC(ダイダロスグループ)です。譲渡記録は、ダイダロスグループの管理責任者をエドゴメス弁護士が担当しており、

譲渡記録では代金が約10億円らしいので回収活動が怖いです。


つまり、この500件はどこかで使わないと回収できません。

実は契約書に訴えても良い企業リストが載ってたとか、載っていないとか?!



IBMがUSでNo1の特許出願と言うのは、こういう風に新陳代謝を図って不要な特許を売却していることによるのかもしれません。




被告


DJIは結構US訴訟がお上手?!


2019年に4件提訴されましたが、早めに解決を進めています。


2:19cv9705 Dismissed: 01/03/2020


2:19-cv-04382 継続中


5:19-cv-02640 Dismissed: 10/15/2019


2:19-cv-02670 Stayed: 01/08/2020 IPRにより一時停止




数日で解消することもありますが、


その際はライセンス済みをどっかから根拠と共に探すぐらいなので


この解消具合は低額ならお支払いしているかも?です。


いずれにしても米中覇権争いの文脈だと、他人の土地に土足で来るな!とか有りそうですが、

ドローンは飛んでますから、残念!