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KOBE ブライアント

元NBAのコービー・ブライアントさんがヘリの墜落で亡くなった享年41歳です。


レイカーズでのシャキール・オニールとのコンビ、No8が印象的でした。


謹んでお悔やみ申し上げます。




素早いピボットで得点を重ねるスタイルも好きでしたが、負けが濃そうな点数差でも諦めずブザービートのような得点で勝利が格好いいです。


商標


さてNBAの知財話といえば、マイケル・ジョーダンの商標、


中国の最高人民法院(最高裁判所)が判例としたという記事もありました。


https://www.afpbb.com/articles/-/3264524


2016年12月に最高裁はジョーダンさんの一部主張を認める形で国家工商行政管理総局商標審議委員会の商標争議裁定の取り消しを命じ、「喬丹」の商標使用は差し止めとなった。




ジョーダンさんはジョーダンの中国表記「喬丹(チャオダン)」を商号に使用して2000年に福建省で設立されたスポーツ用品メーカー「喬丹体育」に対して2012年に提訴しました。


しかし、1審2審とも「ジョーダンという名前は米国人の一般的な名前である」として棄却されます。そこで2015年に最高裁に上告し上記のように商標の差し止めで逆転勝利しました。


黒幕のナイキの影が見え隠れする事件ですが、著名商標なので先に取らなかった汚点でもあります。


中国商標訴訟


そもそも中国の訴訟は多いのですが、商標もその例に漏れず。


2012年の商標権案件は19815件でした。


ちなみにその5年前の2007年はわずか3855件、


5年後の2017年は37946件の倍々ゲームの


訴訟受理件数だそうです


出典は中国国家知識産権局のデータです。




ちなみに、マイケル・ジョーダンさんの通算得点は3万2,292得点で


コービー・ブライアントさんはNBA歴代4位の3万3,643得点なので、


全く脈略無いですが、これより大きい数字です。


2016年の27185件には勝ってますが、何の比較かやってて迷走しています。




さて、コービーブライアントさんのコービー(KOBE)は


神戸ビーフの余りの美味しさにお父さんが名付けたと言われて、


関西人には親近感満載でした。




が、日本の地域著名商標に該当しそうな商標を中国企業により出願された記事が最近も散見されます。最新情報がきれいにまとめられたのが見つけられなかったので古新聞で代用すると結構あるんですね。


「南部鉄器」(21 類。異議申立中)


「九谷焼」(21 類。2003 年1 月登録)


「美濃焼」(21 類。2007 年4 月登録)


「淡路瓦」(19 類。拒絶)


「上野焼」(29 類。2009 年6 月登録)


「宮崎牛」(29 類。2009 年9 月出願)


http://www.gichokai.gr.jp/archive/member/chosabu/zengishiryo/22nen/008/008-2.pdf


https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/bonin/shohyo_syutugantaisaku.html




でも、中国で名前つながりの和牛かつ知財と言えば、


和牛遺伝子保護へ法規制 不正差し止め、悪質なら刑事罰―農水省


https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011700962&g=eco


でしょうか?


ぐるぐる回って何とか着地です。


最後にブライアントさんの名言を書いて終わります。

If you want to be great at something, there’s a choice you have to make. What I mean by that is, there are inherent sacrifices that come along with that.

もし何かにおいて偉大になりたいのであれば、そこには選択肢が現れる。そして、そこには犠牲にしなくてはならないものが存在する。



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