特許とオープンイノベーションについて追記


知的財産戦略本部資料2が2019年6月21日に出たので備忘録の名の通り追記します。

特に「ワタシから始めるオープンイノベーション」という参考資料がOIそのままやないかい!!

ということでリンクを貼っておきます。コンサルタントの資料で読みやすい。

 

ただ、「OI:オープンイノベーション」と略している時点でバズワード化している、

または、お役所が使い始めたらその概念の賞味期限は終わりなど別の意味で色々考えさせられました。違うか、、

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/190621/sankou.pdf

 

そもそもは知的財産推進計画2019(案)なのでそちらのリンクも参考まで


資料二番

資料三番

 

PS.個人的な備忘録なので面白かったところを列挙します。

参考

「マーケティングとかよくないすか?とりまコレ面白いです!来ます!やりましょう!」

P1 宇宙人「井野兵太」だから「とりまコレ」っていう現代用語も分かるんですね。

口から唾を飛ばしながら語っている風が上手く出ています。

ワタシから始めるオープンイノベーションP20の図を抜粋

位置的に顔に線が入っている世代なので良く分かります。

色々なところで、この世代は横に置いておいてもらって、下の世代と一緒にとか言われているのを見ると

好き勝手に言ってくるピラミッドの頂点から色々落ちてくるバラバラな指示に必死に対応しようとしているのにガチガチに価値観が凍ってしまったように言われているようで、落ち込みます。

あと、氷河期世代ってネーミングもどうかと思いますが、他の世代から見たらピッタリくるんでしょうね。

 

コンサル資料らしく、将来から現在を見た絵がP46からあって、思索するには良い題材だと思いましたので是非sankouのPDFだけでも見てみると良いのではないでしょうか?

穿った見方をする私には、言い訳に使える自己弁護の言葉が散らばっていました。


 

さて以下、過去の本文です。

オープンイノベーションをソフト重視の世界と考えて検討したことが読み直して反省点です。

今回の報告書を読んでみて、特にP43以降で成果物の知財刈り取りに軸足が行き過ぎて、本当の成果が生まれない土壌を作ってしまう。

本文は本末転倒な状況を作りそうなので、自省します。


JUGEMテーマ:特許

JUGEMテーマ:システム開発

 ソフト

10年以上前、ハードこそが競争の源泉でした。

キレイな装置や、新しいハード製品の登場に私を含めユーザーは胸躍りました。

しかしスマホが生まれて世界は変わります。

時計・辞書・電卓、今まで個別に購入していたものの機能が集約して

スマホ完結していきます。単純なハードだけでは売れません。※

また今ではソフトだけで食べている企業も多く存在します。

というよりGAFAに代表される企業群はソフトのみ、

またはソフトに競争力の源泉を持ったハードとの融合で稼いでいます。

ユニコーン企業も今ではIPOより、そういう大企業にM&Aされるよう商品を作り

ソフトウェア開発する一部門という考えにも見えます。

 

ここで世の中の流れをオープン/クローズ、ソフト/ハードの四象限で表してみました。

今まではハードかつクローズな世界で特許というのも競争の源泉でしたが

ソフトかつオープンな世界に世界の中心が移動しているようにも思えます。

このソフト重視の流れの中で知財権の必要性を問われています。

日本だと1.5年で公開され、権利化されるまでに3年かかるとすると

その間にソフト開発がVer0.1のα版からVer3・0まで行っているとき

特許は何を守っているのか、権利取得による何の効果を望んでいるのか?

 

また、サブスクリプションの継続開発時、明日ソフトを更新するのに特許出願に2か月かかってどうするのか?

特許を取って社内で褒賞を貰うこと、世界初の技術を作ったとお役所が認めたことが今までのモチベーションだったのに対して、

ソフト優位の中、それよりはGit−Hubに投稿し社会から称賛を得ることが

技術者にとってのモチベーションになる時代だと思います。

また最近の訴訟でも著作権や不競法を用いている場合が散見されます。

 

賞味期限が切れだした特許の立ち位置はどこにあるのか、新たな道を模索する時期が来ているのかもしれません。

<現在の問題点>

・サーバを外国で持つと間接侵害で非侵害など属地主義の問題

・権利取得までの時間の長さと実際の商品の賞味期限の関係

・M&A等での知財権評価方法とその他の評価との関係

従来通りの特許法の世界とは別に

ソフトウエア開発やオープンイノベーションに適合した新たな世界を作れると良いですね。

とはいっても本当ノープランです。

凄く稼いでいて成功者と言える弁護士さんが行ったという

次の山がここに来そうなのは分かっているので自分のポジションやポートフォリオをここに張って

付加価値をどのように提供できるか考えていきたいです。

 

現在の所属がハードかつオープンイノベーションしなきゃねという

過渡期の状態でもありどうすべきなのか悩んでいます。

 

悩みは尽きなく、回答も出ないですが検討を続けていきたいと思います。

 

※デザインや職人の1品ものなど心が入った商品には

 ソフトでは無い突破口もあると思います。

想い入れや、執念にも似た作りこみなど憧れる部分です。

プラスされているのが過剰なソフトだとみなせば、これも1つのソフトなのでしょうか?

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