グリーのアメリカ訴訟 5月→修正訴状でクラクラにたいし5件特許追加し本気

JUGEMテーマ:ソーシャルゲーム


GreeのUS訴訟はスーパーセルのクラクラを当てに修正訴状が出ていたので新規を起すのではなく備忘録らしく追加します。

参考頂けたわけでは無いと思いますが6月25日登録の特許を別訴訟でなく2月27日の訴訟(2:19-cv-00200)への修正訴状でまぶしています。

当初の訴状(2:19-cv-00200 )では一番最初の385特許のみで訴えていましたが6月3日、6月24日に修正訴状を出して6件に増えています。

とはいっても、もともとの内容はひとつの特許。これを膨らませ当てるようにUS特有の補正(CIP)をした6件なのでなかなか強いと思います。

前にも書きましたが、少なくとも属否の点は相手を見ながら補正しているので当てはめは強いので、スーパーセル側は有効性および用語に弱みを探すのでしょう。

 

なお、スーパーセルのクラクラの図は全て訴状から取っています。

Patent #

Title

Est. Priority Date/登録日

US 10,300,385 B2

Computer Control Method, Control Program And Computer
09/27/2013、5月28日
US 10,307,675 B2
Computer Control Method, Control Program And Computer
09/27/2013、6月4日
US 10,307,678 B2
Computer Control Method, Control Program And Computer
09/27/2013、同上
US 10,307,676 B2
Computer Control Method, Control Program And Computer
09/27/2013、同上
US 10,307,677 B2
Computer Control Method, Control Program And Computer
09/27/2013、同上
US 10,328,347 B2
Computer Control Method, Control Program And Computer
09/27/2013、6月25日

 

 

 

あとは一連の訴訟の中でファミリー特許に対してPGRもあります。

U.S. Patent No. 9,597,594(PGR2018-00008)PATENT OWNER’S NOTICE OF APPEAL

 

敬愛する弁護士の先生が検討されていることを知ったので、リンクのみ貼り付けておきます。

日本のゲーム訴訟についても詳しく書かれています。これを見てしまうと日本について追っかけて追加することはございません。

http://chizaihanketu.blogspot.com/search?updated-max=2018-09-28T16:55:00%2B09:00&max-results=5&start=24&by-date=false

 

http://chizaihanketu.blogspot.com/search?updated-max=2018-08-23T09:33:00%2B09:00&max-results=5&start=31&by-date=false

 

http://chizaihanketu.blogspot.com/2017/12/266163-b517.html

 

http://chizaihanketu.blogspot.com/search?updated-max=2018-04-25T11:15:00%2B09:00&max-results=5&start=43&by-date=false

 

大変長くなりましたが、以下前回の検討結果です。

 

ブログでグリーがSupercellを訴えた件を書きましたが、今日時点で最新5月13日のグリー修正訴状を題材にどんなことをしているか見ていきます。 2:19-cv-00161-JRG-RSP

この訴状ではSupercellの“Clash of Clans”(以下、クラクラ)他 を2件の特許で訴えています。(US10,279,262 、10,286,318 明細書同一らしいのですが他のデータベースで特許を検索してもヒットしませんでした。)

その後、USPTOのHPで検索したらなんと登録日が2019年5月7日と14日の出来立てほやほやを使って撃ってました。

(訴状にあった「legally issued at 12:00 a.m. Eastern Daylight Time on May 14, 2019.」をなんのおまじないかと思ってたら権利化当日に修正訴状として出したのでした。時間まで書かれた登録日の訴状を初めて見ました。)

アメリカって時差が国内で有るので権利化日前の訴訟日があるんですねぇ!

 

対象特許は交渉後という出願の時期と、登録までの短さ、請求項の短さ・文言もSupercellを訴えるために作ったと言っても過言ではないものだと思います。

ついでに言うと、Supercell側も権利を根こそぎPGRで無効化しようとしているので動きが速いです。この動きに負けない速さが極限までになると権利化後すぐの権利行使に至ったんでは無いかと思います。

 

特許のイ号への当てはめを見ると、

262特許はゴールド、エリクサー、ダークエリクサーの量を現在および/または次のホールのレベルで作れるものと組み合わせ表示してアドバイスすること。

318特許は△/〇という現在の所有個数/今のホールレベルで作れる最大の数の形で表示し、その数値的なパラメータにより△⇒〇までユーザが設置していない、設置可能な設備を特定するサーバ。

(おおもとは同じくJP 5823996 B2のファミリー特許で、この出願を優先権主張したUS9968843を一部継続出願CIPした2件。

経緯は複雑ですが、イメージとしてはSupercellを訴えるために使える特許を日本の分割特許に類似のUS特有の制度CIPを使って当てれるように権利化したもの)

 上記特許で下のクラクラを訴えたのですが、そのままでは当たって居なかったのでアメリカの分割特許制度で修整して当てています。

当てようとClaimを作っているので、侵害論はSupercell側にとって厳しそう。なので

マークマンヒアリングでの用語の認定が勝負を分けそうです。

無理クリ権利化でクレーム用語をクラクラに近づける作業をしているので、明細書の内容、つまり当初権利化しようとした内容とアンマッチなのでその用語の文言が何を表しているのか裁判官の判断を待つ作業です。

 

元出願含め無効化は今までのところ行われていないので早急に無効資料も探していると思われます。

 

とりあえず興味のあるクラクラ関連の訴訟はウオッチできたので

今後面白い進捗が有れば、適宜発信しようと思います。

 

やっとアメリカ訴訟の時系列が貼れたがパワポと印象が違い過ぎ。

まあ言いたいことは5件も提訴したグリーは本気と書いてマジと読む!

大人げない?イヤイヤ、海外なら普通かと…

スポンサーサイト

コメント