グリーの訴訟への対抗措置ver2


アメリカに舞台を移したスーパーセルとGREEの係争ですが、追加が有ったので惰性で追加します。

スーパーセルがGREE保有3件の不存在確認訴訟を行いました。

 

Clash and Clanは青色、それ以外は緑色に色分けしています。

パンチの形が提訴したもの

タテの形が不存在確認訴訟

今回もスーパーセルがタテの不存在確認訴訟をGREEに対して行いました。

対象特許はUS10,328,347、10,335,683、10,335,682

いずれも第1プレーヤーとそれ以外のプレーヤーが居る時の特許ですが今回は内容を割愛。

 

2:19-cv-00200第1訴状6月3日、第2訴訟の6月24日は既にPR済みでしたが

7月1日の第3修正訴状( 2019/07/02 に登録特許の追加)はアップしていなかったのです。

この第3弾修正訴状の対象特許についてもスーパーセルが訴えています。

 

カリフォルニア州での訴訟の妥当性についてスーパーセル側の主張は

・スーパーセルが最初に提起したカリフォルニア州の仲裁をGREEは受け入れた。

・藤本真樹CTOが一時カリフォルニア州で働いていた。

ことを理由にカリフォルニア州での訴訟を説明しています。

 

え、CTOがシリコンバレーに居たの?と出典を探すと

出典:https://corp.gree.net/jp/ja/news/press/2018/0215-01.html

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、

2016年2月に米国に設立したGREE VR Capital, LLC.(本社:米サンフランシスコ、CEO, Managing Director:筒井鉄平)を通じて

2016年4月に組成したファンド「GVR Fund, LP」(以下「GVR Fund」)の最終募集を約1830万ドルのコミットメント総額にて完了したことをお知らせします。

本ファンドの主な出資者はグリー、株式会社コロプラ(Colopl VR Fund、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:馬場功淳)、

株式会社ミクシィ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森田仁基)、株式会社マルハン(本社:京都市上京区・東京都千代田区、代表取締役社長:韓裕)、

ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮坂学)、株式会社アカツキ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:塩田元規)などです。

 

アーリーステージの企業に投資をすることで早めに唾を付けておく活動のようですが

スマホゲームの雄が揃い踏みといったところでしょうか?

 

グリーの100%子会社による運用で2016年4月8日に設立されその中に

藤本 真樹(Managing Director)

の開示があり、CTOの名前も、拠点の認定の形で使われるんだと勉強になりました。

テキサスに拠点がある営業所との関係を消すことは

アップルストアや自動車メーカーで有りましたが、

カリフォルニア州に根拠を示されるのはちょっと驚きでした。

 

今回は違うと思いますが、箔を付けようと海外のお飾りTOPに名前貸しをすると

大きなしっぺ返しを喰らうというので、今後は注意が必要ですね。

 

<時系列>前回の不存在確認訴訟のレターと同じく

反訴の中でのSupercell側の言い分によると2016年9月にグリーを代理するUS大手法律事務所からお手紙が来たのが発端のようです。

付属書類を見たところ今回は特許番号のみのレターが付いています。

2016年9月12日 スーパーセルはUS大手法律事務所よりレターを受け取る

 その中には20件程度の特許番号と内1件USの出願番号が記載されていた。

 

なお前回の不存在確認訴訟で出ていた下記資料は見つかりませんでした。

グリー保有の15グループの日本特許に対し、「 Clash Royale 」が14件、「 Clash of Clans」が12件、「 Boom Beach」が2件、「 Hay Day 」が1件、侵害しているのではないかというリストをつけていました。

この中にはもちろん2017年12月に日本でクラクラ(Clash of Clans)のレイアウト保存方法を提起した特許も含まれています。

<技術内容>

今回もクラクラ側に対する係争なので発明者は江田さんの継続出願です。

日本特許を優先権主張したPCTを基礎とした

US9597594から分割した

US20170106287は 公開のままでこれを8個分割しています。

上記のファミリーを列挙

10328347

 10335682

 10335683

 10300385

 10307675

 10307676

 10307677

 10307678

いずれも2:19-cv-00200にて使われています。

スーパーセルはこのうち3件を今回問題にしていますが、

既にテキサスで起こっている訴訟に対してどういった動きができるのか楽しみです。

 

なお、過去のスーパーセルが行った不存在確認訴訟

3:19-cv-01106-JDは、GREE側の必死の移送手続きも

現在のところ移送手続きが行われた形跡は無さそうです。

一部秘匿特権で見ることが出来ないので、ウオッチング継続していきます。

 

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